「切断」で皆さんが思い浮かべるのは、木材の切断ではないでしょうか?産業廃棄物の木材の山も切断すれば、運搬しやすくなります。そして、運搬の回数も減り、作業する人の負担も軽減されます。
中間処理の切断は、次の工程に移す過程でも行われます。用途にあった切断で、中間処理の作業はスムーズになります。では、「切断」について、詳しく見ていきましょう。
産業廃棄物の中間処理には「切断」という工程があります。
この工程は、言葉の意味と同じく産業廃棄物を断ち切る役割を果たします。そのままでは破砕機等に入らない大きな廃棄物は、切断機を使用して切断します。
切断は、中間処理の目的の一つである容積を小さくすることに特化しています。
また、中間処理を行う前の前処理としても切断が活用されています。
切断のメリットは、大きな木の幹でも中間処理できる大きさに処理できることです。切断により作業効率が向上し、時間短縮、経費削減にも貢献します。
切断される廃棄物の種類は、木材・金属・廃プラスチック類・廃タイヤなどです。
処理の流れを例にすると
というように切断は行われます。
中間処理「切断」の工程には、次のような切断方式があります。
油圧式スクラップシャー、油圧式シリンダー下降刃式切断、油圧式切断プレス、エアー圧力式切断など
そして、切断機の種類には、次のようなものがあります。
上部に取り付けられた刃が、上から下に落ち切断されるしくみの切断機
重機に取り付けて使用する切断機
中間処理「切断」は、破砕などの工程と共に、多くの施設で行われています。そして、切断方法はなにを、どれだけの量を切断するのかで大きく変わります。
切断機は現場に合わせた作業を行うものが選ばれます。細かい切断で、最終処分場に余裕を持たせ、リサイクル品を増やす努力をしていきましょう。
取り扱い メーカー数 |
21社 |
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メーカー種別 | 海外 |
製品の保守・サポートが強み。木更津に「パーツセンター」「QCセンター」「テストセンター」の機能を有した施設があり、パーツセンターでは7000種18万点のスペアパーツを保有。
取り扱い メーカー数 |
3社 |
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メーカー種別 | 国内・海外 |
日々環境分野において様々な研究開発を行い、1925年の創業から顧客のニーズを実現すべく品質向上に力を注いでいます。
取り扱い メーカー数 |
1社 |
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メーカー種別 | 国内 |
北九州にある本社を拠点に全国11ヶ所の工場を持ち、「スラグリサイクル事業」「環境非鉄リサイクル事業」「リサイクル機器プラント事業」に注力。
※2021年7月21日時点に、「選別機」または「産業廃棄 選別機」と「Google」で検索した際に表示された、中間処理に関する機器を取り扱っている企業の公式HPの上位57社を調査しました。
※取り扱いメーカー数及び対応種類の多い企業、かつ、プラント設計に対応している企業をピックアップしました。
循環型社会の実現に向け、廃棄物の削減に継続的に取り組むために、昨今の世情における産廃事業への取り組みについて掲載。
産廃事業社に求められる資質や姿勢など、事業において必要な見解をまとめています。